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すべてが後手に回るauイチ押し日記のマーク

ついに国内に登場する Googleケータイ「HT-03A」。

こんにちは。いい加減 auの限界を感じる岩崎です。

引越しでバタついてる中、SoftBankと docomoから夏モデルの発表がありました。久々に楽しいラインナップとなっている様子。個人的に気になるのは HTC製の「HT-03A」。Androidを搭載しており、いよいよ日本国内に Googleケータイが登場します。

まだ auの夏モデルは発表されていませんが、そこまで魅力的なラインナップではなさそうです。タッチパネルモデルをメインにしてくるでしょうが、完全に出遅れている印象は否めません。

最近は引越の話題が続いていたので、久しぶりに携帯の話題です。
docomoや SoftBankの夏モデルが思っていたよりも魅力的だったため、愛用の auが心配になってきました。今日は、そんな話題の日記です。

仕組み的に注目したいのは、NEC製の「N-06A」
無線LAN(Wi-Fi)を内臓しており、圏内であれば高速通信が可能となります。微妙だったN906iLに負けない新モデルです。

最大54Mbpsという快適な通信速度が実現するワケですが、パケット料が無料になるワケでは無い様子。パソコンに接続して通信した扱いとなるようで、パケット料は 1万円オーバーとなるようです。まだまだ試験段階という感じでしょうか。

パケット定額が当たり前になってしまって、一定以上の課金ができないのであれば、不必要なトラフィックは外部の通信網に分散しようと言うのが狙いもあるように感じられます。


通信機能を内蔵したデジタルフォトフレーム「HW001」。

SoftBankの ラインナップもユニークな端末が目立ちます。
通信機能内蔵のデジタルフォトフレーム「HW001」などは、流行を重視する SoftBankならではのラインナップ
ハローキティをあしらった「ハローキティモデル」も同時発売。デジタルフォトフレームを発売するだけで満足せず、もう一歩進んだ徹底ぶり。専用の料金プランを用意するなどの柔軟性もサスガです。

ソーラーパネルを搭載した「936SH」もオモシロイ企画。
10分の太陽光充電で 1分間の通話が可能になるのだそうです。ソーラーパネルを搭載するという案は かなり前から存在していたように思えますが、いよいよ実現したという感じです。

そもそも、ソーラーパネルを採用した携帯電話は auから発売されるような印象でした。

…というのも、1ヶ月ほど前に「au携帯電話を通じた環境保全への取り組みについて」といったモノが発表され、そこにソーラーパネル採用防水携帯を世界で初めて発売という宣言があったのです。

その為に、ニュースサイトなどでも ちょっとした話題になっていたのですが、まさか SoftBankからも発表されてしまうとは…。デザインも 936SHの方が良さそうですし、完全に持って行かれたような敗北感があります。

消費電力が低いメモリ液晶をサブディスプレイとして搭載する「934SH」。

よくよく見ると、「934SH」と似ています。
仕様なども同じ所を見ると、どうやら 934SHのサブディスプレイ(メモリ液晶)を外して、ソーラーパネルに付け替えただけのように見えますね。
“だけ”と言っては失礼なのですが、こういった端末の使い回しのウマさも SoftBankの特徴です。

その他、1,000万画素カメラを搭載した機種、無線LANに対応した機種…等々、docomoと似たような機種が多いですね。

これはどちらかがパクっているワケではなく、メーカー側が docomoと SoftBankに同じような端末を供給しているため。コスト削減のために、1モデルを複数のキャリアに提供しています。
ただ、この恩恵を auでは受けるコトができません。
docomoと auでは通信方式が異なるために、ソフトウェアだけを書き換えて発売する…というワケにはいかないのです。

こういった点にも auの弱さが目立ってきます。


同じく PROシリーズの東芝製端末「T-01A」。初代 iPod touchのようなデザインで格好いいです。

個人的には Googleケータイが docomoに先行されてしまったのは大きな痛手。
auはイチ早く Googleを採用してきたし、au one でも、Gmailを利用したサービスを展開しています。SonyEricssonが、au向けに Androidを採用した機種を開発しているという情報も流れており、Googleケータイは auが出してくれると信じていました。

なにより KCP+が不調な今、他のOSという選択肢も用意すべきだとも考えています。

やるなら本腰を入れて…という状況であり、国内への初投入は遅れてしまった…というのであれば納得できますが、これまで待ち望んでいたユーザーとしては、にわかに auを信じがたい状況です。
もう何度も“期待はずれ”を味わっているだけに、「この夏こそは!」という気力さえも沸いてきません。

立て続く魅力のないラインナップに、一気に鈍化した auのブランド力。そして、中途半端な iidaシリーズの登場。数年前からずっと信じていましたが、さすがにフォローしきれるレベルではなくなってきました。キャリアを変更する面倒さよりも、auを使い続ける意味の無さが上回りつつある状況となっています。

この夏、docomoと SoftBankの強力な夏モデルに、auがどこまで太刀打ちできるのかが見物。場合によっては HT-03Aを購入するという選択肢もありなのカモ知れません。

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コメント

ぐりすけ (2009/05/20 15:47)

全く同感です!
Android搭載機をソニエリが出す!という話があったけど、端末の噂さえ聞こえてこず…。
ソーラーパネルも先に出されてちゃダメっしょ!

なんかauが
「話せりゃええやん!」
状態よりも悪くなってしまっているような気がしてならないッス…(T_T)

岩崎 仁 (2009/05/21 15:20)

>ぐりすけさん
まさか先に出されるとは…って感じですよね…。
しかも SoftBankの方が使いやすそうだし、デザインも良さそうですし…。
なにより同じメーカーってのが非常に残酷(泣)。

この状況で、auがどのような発表会をしてくるのかが楽しみです。

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