こんにちは。auの秋冬モデルを確認してきた岩崎です。
愛用している W63CAの電池が限界に達している為、秋冬モデルからなにかしら購入したいと考えています。ただ、デザイン重視の自分としては、写真で見るだけでは機種の良さが判断できません。
発表された翌日は、KDDIデザイニングスタジオに新機種が登場します。今年もバッチリ展示されていると言うコトで、さっそく足を運んできました。EXILIMケータイはもちろん、密かに期待している S002など、一通りの機種をチェック。どの機種を購入しようかと検討してきました。
昨日、ついに発表された auの秋冬モデル。
- 「ライフスタイルに応じてお選びいただける多彩なラインナップを取り揃えました。」
- 「今回はきっちりセグメントを分けて商品を用意した。」
- 「7モデルの同時発売は、MNPを控えた時期以来。」
- 「魅力的な端末と料金を含めたサービスの組み合わせで、需要を喚起していきたい。」
上記は各ニュースサイトなどに記載されていた KDDI関係者の発言など。
これだけを見ていると、随分と力が入ったラインナップのように感じますが、auファンの意見は厳しいようです。
どうも惹かれる部分が見えない今年の秋冬モデル。結局のところ“買い”なのでしょうか。実際の機種を確認しながら、その答えを探ってみたいと思います。
ちなみに、まだ URBANO BARONEや SH006などは展示されていません。先日発表されたラインナップには、春モデルも含まれているからです。さすがに来年に発売予定の機種までは展示していないようです。
CASIO EXILIMケータイ CA003, CA004
まずは、auの定番とも言える CASIOを確認。
CA003 製品情報 (au) CA003 製品情報 (CASIO)
今回は 2つの機種を発表していますが、まさかの ダブル EXILIMケータイ。すっかり主要モデルとなってしまったようです。
背面の分割ラインを排除し、近未来のようなデザインが光る CA003。
洗練されている印象を受けますが、SoftBankの EXILIMケータイ 930CAを見ているだけに、インパクトの面で弱いです。多少はデザインが異なりますが、もはやデザイナーの自己満足の世界。もう W53CAから引きずっているデザインだけに、一般ユーザーにとっては目新しさが感じられません。
CA004も発売するワケですし、スライドモデルという選択肢ではダメだったのでしょうか。同じようなモデルを発売しまくっても意味がないですし、少しは変ったモデルも欲しいと感じてしまうのですが…。
W63CAと まったく同じデザインを継承するのが CA004。
CA004 製品情報 (au) CA004 製品情報 (CASIO)
マークの位置などが異なりますが、パッと見では判断できないくらい同じデザインを継承しています。毎日 W63CAを利用している自分でさえ、持ち替えても違和感がありません。使用などを見比べても変更はないですし、まったく同じモノを利用しているのでしょう。
今期は様々なユーザーが動く時期とされるので、“安いカメラケータイ”を探している人をターゲットにしているのだと思います。確かに需要はありそうですが、「CASIOは 2機種発売だよ!」と楽しみにしていたマニアには、非常にガッカリなモデルでしょう。
docomoの N-03Aように、新しいカラーバリエーションとして発売し方が良いと思うのですが、W63CAのままだと型番が古くなってしまうのでダメなんでしょうね。それで新たに型番を振り直したモデルを発売したのだと思います。
このモデルを、わざわざ新機種として大々的に登場させるあたりは、さすがは au。ガンガンメールなど、相変わらずセンスの悪さが感じられます。
ただ、内部的なソフトウェアは改善されているようなので、W63CAを購入するよりは良いかと思います。
実際に利用できる機種があったので 色々と操作してきましたが、新しい KCP+は、確かに改善されているようです。文字入力もスムーズ。少なくとも、時計が遅れて表示されるという問題は解決しました。
ただ、過度な期待は禁物です。
待ち受けにも取る時などは、まだ引っかかる部分があり、なんとか合格点に達したという印象。早くなったと言うよりは、今までが遅すぎたと表現した方がさそうです。
SonyEricsson S002
密かに狙おうと思っていたのが、SonyEricssonの S002。
S002 製品情報 (au) S002 製品情報 (SonyEricsson)
W62Sを購入して以来、SonyEricssonの評価は高まっています。その為、CASIOが 代わり映えしない端末を発売し続けるのなら、SonyEricssonを購入しようと考えていました。
そこに登場したのが S002。コンパクトボディで持ちやすく、押しやすい独立キー。W32Hを思わせるようなオープンスタイルに、綺麗なイルミネーション。なにより、快適サクサクのKCP採用というコトで、密かに気になる端末でした。
実際に利用してみると、さすがに快適。
待ち受け画面に戻るのも、なんのストレスもなく利用できます。少しずつ KCP+に慣れつつあるので、機能不足は否めませんが、あまりの遅さにメールを開くのも億劫になってきた今日この頃。今は、機能以上にパフォーマンスを求めています。
…と、なかなか良さそうなのですが、さすがに女の子向け過ぎました。
予想よりも表面のラメがキツく、ビジネスシーンで持つには抵抗があります。Deep Navyなら持てるかなぁ…と考えていたのですが、さすがに難しい様子。想像以上にターゲットは明確なようです。
また、男性が持つにはコンパクト過ぎるのか、なんだかキーが押しにくい印象でした。液晶が奥まって開くオープンスタイルも、勝手が違うので 実際に店頭で確認してみるコトをオススメします。
KYOCERA SA001
意外にも良かったのが SANYOの SA001。
SA001 製品情報 (au) SA001 製品情報 (KYOCERA)
求めていたスライドタイプというコトに加え、11.9mmというスリムさ。
強化ガラスがフレーム一杯まで広がったシームレス構造。ディスプレイが密着したファインパネルに加えて、指紋が付きにくいクリーンクリアコート。背面は余計な凹凸がなく、シンプルでスッキリとしたデザインです。
写真で確認していた時は 操作部分のモッコリが気になったのですが、実際に手にしてみると そこまで変ではないですね。サイレンスブラックなどは マットな仕上がりになっているので、光沢のある画面とのコントラストが綺麗です。やっぱり実際に手にしてみないと判りませんね。
薄型で N-04Aを彷彿されるような雰囲気の SA001。
ただ、ティーンズ層をターゲットにしている為か スーツスタイルにフィットするかは難しいところ。サイレンスブラックなら ギリギリ良さそうですが、ポップでチープ感のある仕上がりが気になります。N-04Aのような作り込みの良さはありませんでした。
なにより KYOCERA×SANYOという、ブランドの掛け合わせがネックです。内部のソフトウェアは SANYO製のモノを引き継いでいるようですが、SANYOのソフトウェアも肌に合っていなかった自分としては悩ましいところ。共通の KCP+なので、そこまでの失敗はないとは思いますが、どちらの端末も毛嫌いしていただけに とても手放しでは飛び込めません。
TOSHIBA T003
実に惜しいのは、世界最薄として登場した TOSHIBAの T003。
T003 製品情報 (au) T003 製品情報 (TOSHIBA)
薄型ケータイを発売するタイミングが 少し遅い気がするのですが、スタイリッシュな機種を求めている岩崎としては気になるモデルでした。
ステンレスを上品に採用したコトで、高級感ある手触り。4コートもの塗装で仕上げたそうで、その成果は十分に現れています。閉じるときの感触も良いですし、やはり金属ボディは惹かれるモノがあります。
消去法で行くと この辺りが無難そうですが、使い勝手に満足できるかは不安が残ります。薄すぎて開けにくいとか、着信ランプが小さすぎるとか、薄さを狙いすぎて犠牲になっている部分も見受けられます。
今期は資金難というコトで、これまで以上に慎重になってしまう機種選び。操作性を犠牲にしてまで T003を狙う必要性はありません。
確かに魅力的な機種ではあるのですが、他の秋冬モデルがイマイチだった結果として、魅力的に見えている恐れがあります。なにより 薄型ケータイの熱狂的なブームは過ぎ去ったように感じられ、“そこそこ薄くて実用的”なケータイこそが、最近のトレンドではないかと思うのです。
SoftBankなど、他キャリアに目を向ければ、薄型ケータイはゴマンとありますし、もぅ一歩のアドバンテージが欲しかったところです。
インパクトが欲しかったラインナップ
とりあえず一通りの機種を確認してきたワケですが、そこまで惹かれる機種はありませんでした。なにかしらのモデルは購入したいと考えていましたが、現状では購入に至るまでの機種が見つかりません。
あえて言うなら SonyEricssonの URBANO BARONEですが、来年発売のモデルなので あと 3ヶ月は待たなくてはイケません。そこまで待ってしまうと、新たな春モデルも見えてきますし、結果的には「春モデル待ち」となってしまうでしょう。
ニュースリリースによると 20機種発売!と大々的にウタわれていますが、よくよく見てみると大したラインナップではないようです。既に発表済みの機種や 焼き直しモデル、来春モデルまで含まれているため、本当の意味での新機種は実に少ないように感じられます。
完全に 春商戦に照準を合わせているのカモ知れません。
改めてラインナップを確認しても、新規に開発された端末は少ないようですし、カシオ日立が EXILIMケータイだけ…というコトもないでしょう。各社、春モデルに向けた機種の開発が進んでいるのだと考えられます。
「冬商戦というものが本当にあるのか」というコメントからも、au自体が春商戦に照準を合わせているコトが伺えます。
個人的にも、このタイミングはそこまで売れるようなタイミングとも感じられませんが、秋冬モデルがトリガーになっているのも事実。企業広告の意味も含めて。少しインパクトのある機種を入れておくべきだったのではないのかなぁ…と感じます。
幅広い層を狙っていくと良いながらも、スマートフォンはまだ早いという判断。この選択が、春商戦で裏目に出ないコトを祈ります。。。
今日、S002のモックですが、見てきました。
この端末に一番興味なかったんですが(笑)、持ってみるとホント、手にしっくりしていい感じ!
デープネイビーだったら、男性でもいけますよ!きっと(笑)
KCP採用なら、ソニエリ機は待受けにスケジュールも表示できるはず!
いいかも知んないッス!
>ぐりすけさん
S002良いですよねぇ。この機種に興味がなかったなんて勿体ない!笑
しかも、実機を操作してみると KCPが懐かしく思えてきますよ。
DeepNavy選択できますかねぇ…。
写真の通り 思ったよりもラメがキツいので、ちょっとポップすぎるかなぁ…と。
最近は、商談中でも利用できそうな、ちょっと渋めのケータイが欲しいんですよね。
渋いケータイならS001のブラウンが良いかも知れませんね。
デカくて重いですが…。
>ぐりすけさん
S001はデカいし重すぎますね…。
シンプルでもないので、商談中のイメージとは少し違う感じもします。
正式発表までは URBANO BARONEを狙っていたのですが、まさか来春モデルだったとは…。そこまで待てそうな自信がありません。
じゃあURBANOでも良いんじゃないッスか?
もうないかなぁ…?
いい機種ですよ!
>ぐりすけさん
一応、URBANOを待とうとは思っていますが、発売が来春だけにそこまで待てるかが微妙です。
それに、40~50代がターゲットになっているので、実際に見てみたら思ったよりもオジサンぽかったら切ないですしね…。
とりあえずは、ドコモの新機種次第といった感じでしょうか。
スイマセン、言葉足らずで…。
URBANO BARONEではなく、現行のURBANOだと役不足っスか???
SHはどうだった?
>ぐりすけさん
コチラこそ、早とちりで申し訳ないです。
現行のURBANOは、ちょっと若者さはないですよねぇ…。写真で見る感じでは良いのですが、実際に見るとちょっと残念な感じです。
URBANO BARONEは、以前 Sonyが好きだった人へ…といったメッセージもあるようなので、ちょっと気になっています。
>Fat YOU さん
コメントありがとうございます。
SH003は、清楚な大人っぽいデザインで良かったですよ。
サブディスプレイもシンプルですが、アニメーションにもセンスがありました。質感も悪くないと思いますが、タッチ操作は利用価値が見出せないです。動作的には Sportioを継承している感じでした。
予定では SH003は記載するハズだったのですが、思ったよりも書くコトがなかったので辞めてしまいました。申し訳ないです。
auはこういう先行展示があるのが羨ましいところです。ソフトバンクも表参道店あたりでやってくれないかなぁ…。
>URBANO BARONEは、以前 Sonyが好きだった人へ…といったメッセージもあるようなので
これ、知りませんでした。
確かに気になるメッセージですねえ。
お久しぶりです。W63CAレビュー以来のコメントです。
スペック的には、他キャリアにようやく遜色が無くなって期待していたのですが、モックを見ても、イマイチ購入意欲がわかないですね。。
(auびいきの自分から見ても。。。)
個人的には、SH003、CA003のどちらかはスライドで出して欲しかった。
ただ、割安さでCA004を選ぶユーザーをターゲットとして考えると、上位機種のCA003と同じ筐体というのは、割安さを感じさせない効果はあるのでしょうね。
CA003がスライドだと、CA004のW63CA焼き回し感もより強くなりますし。
この辺は、auは意識的にやっていると思います。(CASIOじゃない気がする)
私の購入対象になるのはSH003ですが、シンプルなのは良いのですが、ちょっとアッサリし過ぎてるデザインに、高額なお金を出す気持ちになれません。
安くなってきたG9買うか。。でもSDHC対応してないんだよなぁと悩む日々は続きます。
長文失礼しました。
>ぐりすけさん
自分も、そこが気になるメッセージなのです。
ITmediaにも、そんな記事が載っていますね。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0910/22/news076.html
“KDDIによると、URBANO BARONEは「昔のソニー好きな大人をターゲットにしている」という”
…“昔の”ソニー好きって部分がポイントですw
>ガチョウさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
同じく auびいきの自分から見ても、イマイチ購入意欲が沸きません(泣)。
去年からメーカー主導からキャリア手動に切り替えたので、なにかしら auの意識的な部分はありそうです。
ただ、カメラ重視の機種が重複するなど個性が出し切れていないのも事実なので、そこはスライドにするなどに変更はして欲しかったですねぇ…。
G9は知り合いも持っていますが、今の秋モデルよりは魅力があると感じます。
自分は、今のところ SDHCを重視していないので、G9でも良いとは思いますよ。
>マジェントさん
コメントが遅れてしまって申し訳ないです。なぜかコメントが抜けました。
マジェントさんから、こんなコメントがあったなぁ…と思い出した時に、明確なコメントをしていないコトを思い出しました。
まさか、コメントを忘れているどころか、見事にスルーしちゃった状態になっていたとは…本当に申し訳ないです。
確かに、SoftBankも表参道とかでやっても良さそうですよねぇ。
こういったプロモーションは、あんまり流行らないんでしょうか。
岩崎さん、こんにちわ☆
今回も機種変を見送る予定の氷雨です。12メガのカメラ機能は個人的には欲しいですが、最近は意識的にデジカメを持って出かけてるんで、携帯にこれ以上のカメラ機能が必要かという疑問が湧いてみたり(苦笑)。実際携帯でフル容量での撮影とかしませんしね…。
デジカメの方がフォーカスが上手くできるんで、味のある写真撮るのに向いてます♪♪
しかし、ドコモのアレには参りました(苦笑)。アンドロイド携帯用のアップデートのデータは有料パケットみたいですね。ビズ定額に入ってない場合、最高8万円くらい課金されるみたいです。しかもアップデートは自動で、するかしないかの選択はユーザー側では選べないみたいです(苦笑)。
…ビズ定額に入ってないアンドロイドユーザーはドコモから大量にパケ代を巻き上げられる構造になってるみたいです…。
…auですらアップデートは無料なんですが(苦笑)
>氷雨さん
※コメント戴いた日記が あまりにも携帯と掛け離れていたので、誠に勝手ながらコメントを移動させて戴きました。ご理解のほどお願いします。
IXYを購入してから、自分もケータイのカメラを利用しなくなってしまいましたね。あまりカメラは重視無くなってしまいました。
docomoの Androidは仕方ないとは思いますよ。
Android購入するのに定額を申し込まないなんて、明らかに高額になるのが目に見えていますし、自業自得じゃないかと感じます。
ちなみに、docomoも普通の端末のアップデートは無料で行っていますよ。