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今年のプリンタは Canonか EPSONかイチ押し日記のマーク

デザイン性も優れている新モデル「EP-801A」。

こんにちは。 EPSONの新モデルに悩む岩崎です。

Canonに続き、EPSONからもプリンタの新モデルが発表となりました。ある程度の予想はしていましたが、やはり Proselectionのラインナップに 更新はありませんでした。2006年に発売された PX-G930が最高峰モデルとして君臨し続けるようです。

代わりに 複合機のラインナップが充実している様ですが、まだまだ選択するには抵抗があります。そこで「この際、Canonを選択するなんてどうだろうか?」そんな気分になってきました。

時代は完全に複合機ですが、未だに単機能機を利用し続けています。
理由は、複合機よりも単機能機の画質が良いからに他なりません。画質や機能を追求するのなら、ダンゼン単機能機です。

ただ、ココ最近は事情が異なりつつあります。
完全に複合機がメインになっているようで、一定の水準をクリアしている複合機も増えてきました。そろそろ複合機を検討しても良いのかなぁ…と思えてきました。


顔料インクの魅力

8色の顔料インクを採用している「PX-G930」。

現在愛用している PX-G930のアドバンテージは、なんと言っても 8色顔料インクが採用されている点。

耐水性が高く、水に濡れたとしてもインクがにじむコトがありません。写真や CDのレーベル面などを印刷しても 手の汗で痛む心配がないので、多少ラフに扱える安心感があります。

保存性も高いので、そのまま放置していても色あせにくい耐久性もポイント。

ただ、残念ながら 新モデルの多くは染料インクのようです。
顔料タイプも存在しているようですが 普通紙クッキリがメインのようで、高画質を目的とした採用ではありません。顔料好きの自分にとっては、イマイチ魅力に欠けるラインナップです。

このまま染料インクの複合機を選択するのも可能ですが、それでは EPSONを選択する魅力がありません。その結果、Canonという選択肢も見えてきました。


魅力的になってきた Canonのラインナップ

魅力的なラインナップが増えてきた Canonのプリンタ。

業務用のカラーが強かった Canonですが、ココ数年で随分と印象が変わってきました。デザインが一新された 2004年から、魅力的なラインナップが続いています。

2000年頃は EPSONを追いかける形となっていましたが、気が付けば EPSONを上回る機能もいくつか見受けられます。元々のポテンシャルが高いだけに、本気を出せば…という感じでしょうか。

最上位モデルの比較
型番EPSON EP-901FCanon MP980
出力解像度5,760 x 1,440 dpi9,600 x 2,400 dpi
最小インクサイズ1.5pl1pl
インクタイプ6色染料5色染料 + 1色顔料
自動両面印刷オプション標準
保存性約200年 (アルバム保存)
約50年 (耐光性)
約15年 (耐オゾン性)
約300年 (アルバム保存)
約40年 (耐光性)
約20年 (耐ガス性)
スキャナ4,800dpi CIS4,800dpi CCD

解像度や最小インクサイズは、Canonが大幅に上回っています。既に 2006年には、このスペックを実現。ブラックインクにのみ顔料インクを採用する辺りも、使い分けが上手です。

スキャナの解像度は同等のようですが、CCDが採用されている点がポイント。
CISは薄型化にできる反面、読取速度が遅く、凹凸のある現行が苦手という欠点があります。見開きの現行などは、中央部分がボケてしまい読み取るコトができないのです。

光源に白色LEDを採用するコトで、ウォームアップ時間も大幅に短縮されています。
これまで CCDタイプのスキャナは、蛍光ランプが暖まるまで利用できなかったのですが、それらの欠点も改善されています。

先日購入した IXY DIGITAL 25 IS を利用しても感じましたが、Canonは確実に良い製品を作り出す力があるようですね。それでいてコンシューマにもウケの良いプレゼンができるのは、凄まじい強みだなぁ…と感じました。


気になる EPSONの新機能

本体に内蔵された CD/DVDトレイ。

なかなか魅力的な Canonのラインナップ。ただ、EPSONの進化も見逃せないところです。

まずは、本体のデザインが一新されたコト。
黒を基調としたスッキリとしたデザインで、ようやく Canonに対抗できるだけのデザイン性が実現しました。Canon同様、排紙カバーの自動オープン機能も搭載されています。

前面給紙カセットは、2種類の用紙をセットできる「2段給紙」。A4用紙と写真用紙などを 切り換えるコトなく利用できます。

インクサイズが小さくなるにつれて、意外と発生するのがノズル詰まり。
そんなノズル詰まりを関知して、クリーニングを実施する「自動ノズルチェックシステム」も搭載。ドット抜けを軽減する機能です。

どのノズルが詰まっているかを関知できるワケですから、そのノズルだけ クリーニングを実施してくれると理想的ですね。クリーニングを実行時のインク消費も最低限に抑えられます。

個人的に魅力を感じたのは「自動CD/DVDトレイ」
自動CD/DVDトレイによって、レーベル面を印刷する際に利用していたトレイが プリンタに内蔵されました。印刷のたびにセットしなくても、必要に応じてプリンタから登場します。

これらの新機能を確認すると、一概に Canonとは言い難い様子。デザイン的にも EPSONの方が好みですし、EPSONを選択する価値もありそうです。

…と言うコトで、まだ決断は出ていませんが、いよいよ複合機を購入しそうな勢いです。^-^/~

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